もう現時点で減らすものはないと思ったワードローブに、まだ削ぎ落とせるものがあると思い始めたのです。
そこで行った質問は下記のとおりです。
- 用途がかぶるものはない?→YESならお別れ。
この質問で手放したのは5点ほど。
テロンとした素材の白いブラウスと、作業着だけど細身にデザインされた黒いつなぎなどでした。
ブラウスは同じ形のものが2枚あり、今の私に必要な枚数を越えていると感じたので、少しくたびれてきていた古い方を手放しました。
つなぎはデザインがとても気に入っていたのですが、作業をするときは普段用にもなる黒い細身のカーゴパンツで十分事足りると判断しました。
(つなぎはトイレに行きづらいというのもあって、着用頻度も低かった)
いずれも共通していたのは、持っている嬉しさよりも持たない快適さのほうが喜びが大きかったということです。
捨てのK点越えの方程式

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「持っていると嬉しい」という面だけを見ると、手放す必要なんてないように思います。
ですが、断捨離や整理整頓に熱心な人たちの情報を存分に浴びた私には、持たない快適さへの要求がこの上なく高まっていたのです。
- 持っている嬉しさ-持たない快適さ=0より下なら手放す
例えば、持っている嬉しさを10ポイントと考えたとき、持たない快適さが11ポイントなら、手放すということです。
私はどちらかと言うと感性的な人だと思われていることが多い気がしているのですが、だからこそなのか、こうして感情や目に見えないものを数値化して考えるのが結構好きです。
モヤモヤをスッキリさせる、私なりの生活の知恵のようなものです。
ちなみに、[捨てのK点越え]という言葉は、ゆるりまいさんの著書の中からお借りしました。
モノを手放していくにあたっての状況を的確に表す言葉ですね。
---エリサ/魔法使いのシンプルライフ